SRS(ソフトウェア要求仕様書)について

 

SRSとは、Software Requirements Specificationの略で、日本の要求仕様書や要件定義書に相当するドキュメントです。

 

書き方は、IEEE 830-1998などの国際規格で定義されており、標準化されています。SRSは、設計や開発作業が始まる前の段階に開発担当者が顧客のシステム要件やシステムの依存関係などをまとめたドキュメントです。なお、顧客がSRSを用意するケースも多いです。

 

 

 

SRSは、ソフトウェアシステムの機能、性能、制限などを正確、かつ明確に記述する必要があります。またSRSを使って、開発品の青写真、つまり完成イメージを関係者と共有することができます。SRS は、しばしば「親ドキュメント(parent document)」と呼ばれています。それは設計仕様書、SOW、ソフトウェア アーキテクチャ仕様書など後続に作成されるドキュメントが、SRSをベースにしているからです。

 

 

 

重要なポイントとして、SRSにはfunctional requirements(機能要件)とnonfunctional requirements(非機能要件)を別々に記述します。また、SRSには、設計の提案、技術やビジネスの懸案などに関する解決策、顧客のシステム要件以外の情報などは含めません。