· 

翻訳市場はレッドオーシャン!

レッドオーシャンとは、競争が激しい市場のことで、既に多くの企業が参入しており価格競争が厳しいことを指します。

レッドオーシャンの反対は、ブルーオーシャンと言い、未開拓や新しい市場のことです。


弊社はこの1か月で翻訳市場がひどいレッドオーシャンであることをまざまざと知ったのです。

 

これまで下請けの仕事を中心にやってましたが、少し単価に不満がありました。この状況を変えるには一時受けするしかないと思い、最近比較サイト数社に登録しました。

登録するやいなや早速問い合わせがコンスタントに入りました。ものすごくうれしくて、興奮しながらも見積もりをそれぞれに送りました。

 

しかし、いっこうに返信がきません。気になって数社に電話してみたところ、「こんなに高いんですか?」、「翻訳ってこんなに高いんですか?ただただ驚いでます…」、「オタクちょっと他より高いようです!」という答えが返ってきました。

私が考えている常識的に思っている単価は、この市場では他社と比べると非常に高いことがわかりました。

 

そこで試しに一般の翻訳会社の単価の半額程度にして見積もってみました。この単価は二次受けの単価よりも安い単価です。

これなら競争できるだとうと思ったのですが、これでも反応がありません。

他社はどんだけ安い単価でやっているのか、各社のPR記事などを注意して調べたところ、単価を記載している会社もあり、相場がおおよそ見えてきました。ここでははっきり書きませんが、ありえない単価を出している会社があります。最近、インドや南米の翻訳会社が日本語の翻訳を始めて、怪しい翻訳や機械翻訳そのまんまのものを平気で提供していますが、これらの会社より明らかに安い単価で受けてるのです。このような会社の担当者たちは英検1級持っていて、有名な大学など出ています。この翻訳者たちはこれといった専門分野を持ってないから低い単価に設定しているかもしれませんが。

 

それなら専門性や技術j力で勝負すればいいんじゃないかと思い、見積もりを出した直後に顧客に電話して、どうしてこの単価なのかを説明するようにしました。

例えば「弊社は翻訳経験が長く、技術バックグラウンドもある翻訳者を採用してるし、経験の長いネイティブエディタが編集してるので結構コストがかかります。」などと説明しました。

するとたいがい「へ~そうなんですね~。」などと反応がありますが、でも結局受注につながりません。

 

今回は翻訳業界のリアルな部分を見ることができました。私から見るとまさしくレッドオーシャンという感じでした。しかし、ちょっと見方を変えて、特殊分野、ニッチな分野、高度な技術で他社には対応できないような翻訳、誰にも設定できないような単価で受ける、または他社には絶対まねできないようなスピードで納品することができれば、受注に繋がるかもしれまでん。そうなれば、このような市場もブルーオーシャンに見えるかもしれません。