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可能性について、"can"と"could"のニュアンスの違い

あるお客様のマニュアルで、"could"が多く使われているので注意して読んでみると、「可能性」を"could"で表現し、「能力」を"can"で訳出しているようです。


「可能性」は"can"でも表現できますが、実際のところ「可能性」を表現するには"can"と"could"のどちらを使うべきなのでしょうか。弊社でエディットをお願いしているネイティブスピーカーに聞いてみました。

■"Can"と"Could"と同様に可能性を表すことができる。

 

■"Could"は複数の選択肢のうち一つを述べるとき、または可能性の低い場合に使う。


◇複数選択の例文

"You could have your breakfast egg scrambled; or you could boil it or fry it."

 

"If the customer cannot make the device work, confirm the power code is plugged in.
(ユーザーが装置を動作できない場合、電源コードが入っているか確認します。)
If it is, you could check if the launch procedure has stalled or whether an update is in process."
(もし電源コード入っていれば、立ち上げが途中で止まっている、あるいはアップロードが実行中であるかを確認します。)

 

可能性が低い場合の例文

"There could be a storm later." 

 

この場合、canは使えない。

"There could be a storm later." 

 

■他には、"Could"には、考えに疑いをもついったニュアンスもある。
"You could break the speed limit in order to get home in time for the party, but you may get stopped by the police."

 

可能性を表す助動詞には、canやcould以外にwill、must、may、might、wouldなどもありますが、以下にcanとcouldだけの文例を挙げました。canとcouldの切り分けは起こる確率と重大性をベースに決めました。起こる可能性が高く、死亡事故につながるようなケースは、canを使いました。このようなケースでcouldを使うと大変なことになってしまいます。最悪、事故死が起こってしまった場合に、couldを使ったがために裁判で負ける可能性gああります。一方、起こる可能性が低く、起こっても軽傷だろうと思われるようなケースにはcouldを使いました。

 

Mishandling the product can result in a personal injury or even death.

Damage to the product can cause personal injury.

Installing the product in inappropriate locations could cause malfunction or fire.

Dropping  the product could cause a personal injury.