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座談会

昨日、弊社が日頃お世話になっている方々と座談会を行いました。テクニカルライティングの指導者である岡山大学非常勤講師の「片岡英樹」先生にお越しいただき「翻訳者に必須のレトリック」というテーマでミニ講義をやっていただきました。

 

レトリックは何かというご説明の後で、演習問題がありました。この演習問題の題材は、電気自動車に関する文書の一番重要な内容が書かれている最初の段落(トピックの要約文)でした。電気自動車というのは何なのか、問題点、現状の利用について書いてありました。これを英訳する演習を行いました。

 

英訳が終わったあとで、先生から「この日本語原文でおかしいところはないですか?」という問いがありました。参加者から「日本語だと最後に結論がくるので特に問題ないのでは?」、「何を言いたいのかわからない」などの意見がありました。実はこの演習は英語力を試す演習ではなく、日本語の書き方、説明の仕方を再検討する演習だったのです。

 

その日本語のどこがNGなのか解説があり、なるほどと感心しました。レトリックのテクニックを使えばこの問題は解決でき、非常に読みやすく、説得力ある文章になるというものです。また、読み手が誰なのか、どのような文章展開を期待しているのかを十分に検討する必要もあるということです。時間が許せば、もう少し掘り下げた検討・議論をしたかったです。

 

以下のレトリックに関する公式のセミナーが日刊工業新聞社主催で2018年12月12日に行わるようですので、ご興味がある方は参加されると良いと思います。特に日本語のテクニカルライティングをされている方、エンジニア、翻訳者などにおすすめです。

 

https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/2177

 

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