テクニカルライティング

名詞を複数の形容詞で修飾する場合、形容詞の並び順を決める必要があります。一般的には、Opinion(主観/意見)→ Size(大きさ)→ Age(新旧/年齢)→ Shape(形状)→ Color(色)→ Origin(起源)→ Material (材料) → Purpose(目的)のような順序があります。 ただし、何を強調するのかによって並びが変わります。たとえば、「a Japanese wooden doll」と「a wooden Japanese...
本記事では、日本人の翻訳者が間違いやすい前置詞の例をいくつか挙げたいと思います。 前置詞の使い方で難しいのは三次元空間における位置表現だと思います。二次元の平面における位置関係は比較的シンプルです。例えば、ドキュメントで「以下に例を挙げます。」という文を英訳する場合、"Examples are shown...
テクニカルライティング · 16日 10月 2020
日本語原文の一語一語を完璧に翻訳する方法があります。特に特許明細書などはこの方法で訳すことが多いかもしれません。これは特許請求の内容や技術内容に抜けがあることを防ぐためだと思います。...
テクニカルライティング · 09日 10月 2020
Mark I. Hallman著 ”Differentiating Technical Translation from Technical Writing ”という本があります。 (参考サイト:https://www.jstor.org/stable/43094879?seq=1#page_scan_tab_contents) 本書のPreviewでは以下のことが書かれてます。...
弊社の専属エディタからMichael Bremer著「Untechnical Writing(アンテクニカルライティング)」という洋書を勧められました。 テクニカルライターに必要なスキルセットが書かれてましたので紹介したいと思います。...
テクニカルライティングに関する情報を提供しているTechWhirl(http://www.techwr-l.com)に「Academic vs. technical writing」という記事がありました。 http://www.techwr-l.com/archives/9803/techwhirl-9803-01003.html#.V4bSQOiLQ2w この記事で書かれている主な内容を紹介したいと思います。 アカデミックライティングとテクニカルライティングの間には、非常に重要な違いがある。...
テクニカルライティングにも文章のリズムが重要であるという外国人が書いたブログ記事を見つけました。 https://nicole321english.wordpress.com/2011/05/21/rhythm-in-writing/ 以下は記事の一部を訳した内容です。...
Elizabeth Slatkin 著の “How to Write a Manual" という優れたマニュアル制作に関する書籍があります。本書は1991年に出版されて、すでに20年以上経っているのですが、今でも世界中のテクニカルライターに読まれている一冊です。...
例えば、「サイクル毎に〇〇〇が発生する可能性がある」というセンテンスがあった場合、どのように英訳しますか? おそらくほとんどの方は以下のセンテンス1)~5)のようなセンテンスに訳すと思います。 1)~5)のどれも正しいように見えますが、どの前置詞が正しいのでしょうか? 1) The 〇〇〇 can occur on each cycle. 2) The 〇〇〇 can occur for each cycle. 3) The...
翻訳やマニュアル作成のプロジェクトで依頼元からのスタイルガイドの提供がある場合、タイトルの書き方が記載されていると思いますが、スタイルガイドがない場合は一般的なルールに従う必要があります。基本的なルールとして、タイトルでは名詞、代名詞、動詞、副詞などの「重要な単語」の先頭文字を大文字にして強調します。...

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