セミコロン 「;」の訳し方

和訳で原文にセミコロン「;」が含まれているセンテンスがたまにありますが、我々日本人にとって馴染みがなく、どのように訳すのか迷ってしまうことがあります。

 

最も一般的なセミコロンの用法としては、2つの独立した節をandなどの等位接続詞を使わずにつなげるというものがあります。

  

例文:

George thinks quality is dropping; he's probably right.

 

本文の場合、等位接続詞を使うと以下のように解釈するすることができます。

George thinks quality is dropping, and he's probably right.

 

ちなみに、この例文はダッシュを使って書くこともできます。

George thinks quality is dropping he's probably right.

 

(出典:ディヴィッド・セイン著 「英文ライティングルールブック」)

 

セミコロンを含むセンテンスの翻訳で問題になるのは、セミコロンの意味が「and」ではなく、「but」、「so」などの場合もあるからです。どれを意味するのかは文脈をみて判断するしかありません。google翻訳などの機械翻訳で訳すと誤訳になっていることがあるので注意が必要です。

 

■andの意味

以下は、セミコロンが「and」の意味で、「, and」で書き換え可能な例文です。

 

We can go to the museum to do some research; Mondays are pretty quiet there.

                ⇩

We can go to the museum to do some research, and Mondays are pretty quiet there.

(調べものをするのに博物館にいくかもしれない)

 

(出典:https://www.grammarly.com/blog/semicolon/)

 

■butの意味

以下は、セミコロンが「but」の意味で、「, but」で書き換え可能な例文です。この場合は、意味が反対になるので注意が必要です。文脈から慎重に判断する必要があります。

 

The contract should’ve been signed a week ago; it was signed today.

            ⇩

The contract should’ve been signed a week ago, but it was signed today.

(先週は契約を結ぶべきでなかったが、本日著名した。)

 

(出典:https://edelmanshanghaiwrites.wordpress.com/2011/03/31/using-semicolons/)

 

■soの意味

以下は、セミコロンが「so」の意味で、「, so」で書き換え可能な例文です。この場合も文脈から慎重に判断する必要があります。

It might rain next weekend; I might have to stay inside.

              ⇩

It might rain next weekend, so I might have to stay inside.
(週末は雨になるかもしれないから家にいたほうがいいかも。)

 

 

その他、翻訳で問題になるのがセミコロンを訳さずに日本語に含めてしますケースです。一般に、日本語ではセミコロンを使用しません。